MiiMoについて
三宅町交流まちづくりセンターMiiMoの施設の位置づけや、住民と共に検討を重ねてきたMiiMoができるまでの過程を紹介します。
既存の公共施設の複合化・集約化
住民の活動の場となってきた中央公民館の機能と、小学校に一時開設されていた三宅町学童保育クラブの機能を併せ持ち、住民ヒアリングなどを経て検討した多目的ホールやレンタルキッチン、ワーキングスペースなどの新たな交流を生む複合的な機能を備えた施設としました。
新しい交流まちづくりを育む拠点
三宅町では、令和2年度に20年後の将来像三宅ビジョンを「自分らしくハッピーにスモール(住もうる※)タウン三宅町」としました。MiiMoはその核として、子どもからお年寄りまでの全住民が交流し、町外の方々も加わって新しい交流まちづくりを育む拠点「交流まちづくりセンター」として整備しました。
平成30年3月、町全体での公共施設の複合化を図り、財政運営の効率化、安全性の確保および計画的な維持管理・修繕を実現するとともに、子育て支援や生涯学習の場、産業振興・情報発信の場、さらに住民活動・賑わいの場を創出することを目的とし、「三宅町複合施設整備基本構想」を策定しました。
平成31年3月、基本構想を基に住民意見や行政内での検討を踏まえ、計画地の選定及び導入機能の選定と適正な規模を設定する「三宅町複合施設整備基本計画」を策定しました。
基本計画を基に、三宅町複合施設建設の基本設計・実施設計を担う業者を公募し、住民の方を含む審査会により選定しました。そして、令和元年7月に基本設計を作成し、令和2年3月に実施設計を作成しました。
実施設計に基づき、令和2年度から令和3年度の2カ年で交流まちづくりセンターの新築工事、外構工事を実施します。
町内で活動する各種団体や個人にヒアリングを重ね、住民の皆さんに広く意見を聞く意見交換ワークショップ、月に1回の町民プロジェクトチーム会議による検討を行い、基本構想及び基本計画を策定しました。
設計段階に入ってからも、各種活動団体や保護者、地域の若手など広く住民の皆さんにヒアリングを行い、小中学生で構成される子ども会議や住民代表による地域コーディネーター会議などを踏まえて、施設の使い方やルールについて検討を重ねてきました。これらの経緯を引き継ぎ、官民連携の運営を目指していきます。